Translate

2018年5月14日月曜日

色んな国のサッカースタイルを考える件 その7 スーパーイーグルスナイジェリアについて考える

日本のサッカーがー!!とか自分たちのスタイルが―!!とか色々とありますが、いまいちイメージが出来ないので個人的に他の国々のイメージとスタイルについて考えてみようかなと。

前回までの記事はこちら↓
色んな国のサッカースタイルを考える件 その1 サッカー王国ブラジルについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その2 ゲルマン魂ドイツについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その3 カテナチオの国イタリアについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その4 南米の異端児アルゼンチンについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その5 無敵艦隊スペインについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その6 永遠のダークホースクロアチアについて考える

第7回はナイジェリアです(・ω・)ノ


サッカー界においてアフリカ勢の大躍進と言えば1996年のアトランタ五輪のナイジェリア代表。

優勝候補と言われたブラジル代表を破り、国際大会で初の優勝を果たしたのがナイジェリアでした。

そしてその時のメンバーがナイジェリアの黄金期を作ったのはもう懐かしい話になってしまいましたね。


ナイジェリアと言えばフィジカルに優れた個人技に秀でたサッカーですね。

特に目立つのがその速さです。

アフリカンの代名詞とも言える走力は他の国々の選手に比べて圧倒的な選手が多くいます。

特にナイジェリア代表はその代表格とも言える感じで、悪い言い方をすれば縦ポンサッカーになりがちですが、その圧倒的な走力でそれは恐怖のカウンターへと変化します。

また隙あらばミドル、ロングもバンバン撃ってくるんで攻められてる時には本当に油断が出来ません。

また長い手足、欧州や南米の選手とも違う変わったリズムでのプレーは初対決の際などに困惑させられる事もよくありますよね。

特にテクニックに秀でている訳ではないのですが、やはりそのリズムと手足の長さは驚異的です。

追いつけないと思われたボールを拾う、キープしていたと思ったら思わぬところから足が出てカットをされる。

先日のマリ戦では日本代表の宇賀神がその手足の長さに苦戦していたのは記憶に新しい所だと思います。


攻撃面で優れている反面、守備に関しては結構な穴があるのも1つの特徴です。

上に書いたように長い手足でボール奪取力には長けているのですが、攻撃と同じようにチームでというよりはマンツーマンでの守備には長けているものの、パスで崩されるともろい所があります。


またアフリカ勢あるあるですが、国との金銭問題がしょっちゅうあります。

最近ではリオ五輪で給与の未払いに始まり、会場入りの遅れ、宿泊所や練習施設の未手配など様々な問題が起きたナイジェリア代表。

高須医院長が支援に乗り出したことでもニュースになりましたよね。

国の代表として戦うものの、国のサッカー協会の腐敗が止まらず、常に内紛状態になってしまっているのが問題です。

これには選手達が欧州に出ていくようになり、途方もない金額を稼ぐようになった辺りから特に顕著で、選手自身も代表に行く価値をあまり感じなくなってしまっています。

しかしながらイングランドのプレミアリーグなどでは代表での出場記録がリーグでの出場に必要だったりと参加せざるを得ない選手もいてなかなか難しい話です。


ナイジェリア代表のサッカーは個人技に重きをおいたカウンターサッカーと言えるでしょう。

ナイジェリアもそうですが、アンダー世代はアフリカ勢は結構強いのですが、A代表になると国際大会ではダークホース。

その理由はやはりモチベーションでしょうね。

満足に国もサポートしてくれず、クラブチームでの活躍の方が大事に感じるのでそのモチベーションのムラが大きく、それと同じくチームの出来もムラが出ます。

ハマれば強いけど、オリンピックの様なこれから出てくる若手以外はやはりモチベーションがね…(´・ω・`)

一時代を気づいた強いナイジェリアがまた見たいなぁ…。



ちなみにナイジェリア代表の愛称はスーパーイーグルス。

その圧倒的な走力、攻撃力からこの名がつけられたのかなと。

アフリカ勢の時代が来る来ると言われながらも来ないのは国の情勢が安定してからの話だからなんでしょうね…(´・ω・`)


それでは(・ω・)ノ

0 件のコメント:

コメントを投稿