Translate

2018年5月10日木曜日

色んな国のサッカースタイルを考える件 その6 永遠のダークホースクロアチアについて考える

日本のサッカーがー!!とか自分たちのスタイルが―!!とか色々とありますが、いまいちイメージが出来ないので個人的に他の国々のイメージとスタイルについて考えてみようかなと。

前回までの記事はこちら↓
色んな国のサッカースタイルを考える件 その1 サッカー王国ブラジルについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その2 ゲルマン魂ドイツについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その3 カテナチオの国イタリアについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その4 南米の異端児アルゼンチンについて考える

色んな国のサッカースタイルを考える件 その5 無敵艦隊スペインについて考える

第6回はクロアチアです(・ω・)ノ


W杯では98年、2006年と日本と対戦しており、結構知られている国ではあるものの、どんなサッカーをするのかは意外と知らない気がするクロアチア。

中盤から前線に多くの世界クラスの選手を輩出している事が1つの特徴と言えるのではないでしょうか?

現在で言えばレアルのモドリッチとコバチッチ、バルサのラキティッチ、ユーベのマンジュキッチなど、古くであればボバンにシュケル、ボクシッチなど多くの選手を安定して輩出してますね。


クロアチアは91年にユーゴスラビア連邦から独立する形で出来た歴史の浅い国です。

元々、ユーゴスラビア連邦は東欧のブラジルと呼ばれるくらいにテクニカルな選手を生んでいた地域であり、その流れがクロアチアにも脈々と受け継がれている印象ですね。


そんなクロアチアですがそのサッカーは基本的には欧州のスタンダードと言ってもいいしっかり守ってのカウンターサッカーになります。

フィジカルに優れたDF陣がしっかり守っての堅守速攻がその基本スタイルです。

しかし、前線に揃うのは世界でもトップクラスのテクニシャン集団であり、そこから生み出される攻撃はかなりの破壊力があります。

特に現在代表で10番を背負うモドリッチが繰り出す長短のパスから繰り出される攻撃は欧州でもトップクラスと言えると思います。


クロアチア代表は国際大会などに出場すると常にダークホース扱いをされるのもその特徴の1つと言えます。

いまいちそこを突き抜けられないのは豊富な攻撃陣に比べて守備陣において突出した選手が出てきていない事が1つの理由かなと。

EUROやW杯で3位に食い込んだりと結構な成績を残している実績もありますし大物食いもよくしますが、国としての歴史が浅い分だけ本命とはなかなか言われないジレンマを感じます。


クロアチアはテクニカルな攻撃陣に支えられた堅守速攻のチームですが、守備陣がまだ世界トップクラスとは言い難い国。

しかしモドリッチ、ラキティッチなどが正に脂の乗ったロシアW杯ではフランス、アルゼンチン、オーストラリアと同組の死のグループな感じなのでまたダークホースっぷりを発揮しそうで個人的には期待しております。



ちなみに代表チームの愛称は炎という意味のヴァトレニ。

これも歴史が浅い分あんまり馴染みが無いですね(;^ω^)

個人的にはクロアチア代表のユニフォームはかなり好きですw


それでは(・ω・)ノ

0 件のコメント:

コメントを投稿